2005年は、本当に

凄い勢いで過ぎていったもんだ。

2006年

皆様

どうぞ、宜しくお願い致します!

 

又、何だか良い事、凄い事が

いっぱい起きそうな気がしている。

ふふふふふふふ・・・。

さあて!

独り言の始まり始まり!

 

***

 

凄い経験をしてしまった。

 

 

きむたく

スピルバーグ

ドミンゴ

マリリン・マンソン

一緒のタクシーに乗ったぐらい凄い。

 

 

それは、又しても

ディナーショーの次の次の日に起こった。

その、二日前のクリスマスイブ

最高に

気持ちよく歌えた

興奮もまだサメヤラズ。

 

しかも

翌日は、

ほっちゃらかしてあった

家の事や残務、

試験やら新公のジェンヌちゃんたちの

レッスンに明け暮れ。

 

半ば

意識不明。

 

その出来事のあった、当日。

26日

アサヒカルチャーの

小さな発表会。

皆さんが凄~く楽しそうに歌われ

幸せな気分

に満ち溢れた。

 

終了後

宝塚村レッスンに行く為に

その足で

東京駅

向かった。

 

時間ぎりぎり、かな?

(本当は、そうでもなかった。)

東京駅到着!

 

いつも、飛行機なのだが

この日は時間が読めないので

珍しく

のぞみ

 

ええと。ホームは16番線

 

とダッシュで

階段を上がる。

 

あ、来てる来てる。

14号車

20:50発

 

飛行機と違って道中3時間もあるし。

 

雑誌いっぱい買っとこう。

ヴォーチェクロワッサン週刊朝日

(ギャルなのか主婦なのか親父なのかわからん取り合わせ)

 

あと、時間長いから

ビールチーCHIKU

旅のお供ね。

 

そうそう、お腹も減ったし。

《味噌カツと鰻のカップリング!》

愛知万博記念弁当

美味しそう。

 

明日の朝ご飯のサンドイッチお茶も買っておこう。

 

そうそう、マンションの

下と横

のお部屋にお世話になってるから

お土産の

お菓子も二箱

買っとこう。

 

凄~い荷物になったあ。

 

何かアナウンスしてる。

よく聞こえないや。

 

いつもの

キャリーバック

ハンドバック

の他に

袋が三つ

 

重っ!

いつも手荷物預けるからほぼ手ぶらなのに。

3倍ぐらいの量だぁ。

 

あ、遅れる遅れる。

 

確認確認!

間違いないよね。

16番線。

 

あぁ、居た居た。

14号車。

 

乗り込む。

 

・・・へーっ。冬休みなのに遅い時間だから空いてるんだ。

 

ぷしゅー・・・。

乗ってすぐにドアが閉まる。

出発ーッ!!!

 

・・・?。

 

え、え゛ーっ?

 

だ、誰も乗ってない!?

 

うっそ。

何これ?

 

だって16番線だったよねっ!!!

 

何・何・何? 何? なにぃーっ??!!!

 

か、回送?

うそうそうそうそうそうそうそうそうそううそうそうそ!

うっすぉ~!

 

 

ぎいっぇー!止めて!止めて~っ!

 

 

両手の荷物を放り出し

14号車から

ハイヒールで猛ダッシュ!

 

「すみませーんっ!すみませんっ!」

 

フルボイスで絶叫しながら、

14号車から凄い形相で

車掌さんを探す。

 

居るわきゃない。

 

回送だもん。

 

1号車の1番前、到着っ!

 

のぞみ

運転手さんがいなーい!!

あ、そうか。運転席は、2階だ。

 

壁も地面も力いっぱい叫びながら、

ばしばし

ドンドン

叩き、ジャンプ。

 

でも運転手さんにも全く聞こえない。

このままでは・・・。

 

誰かに助けを求めなきゃ。

 

携帯だっ!

再び14号車までダッシュで戻る。

 

まず、110番!

110「はあい、こちら110番。どうされました?」

超冷静。

私「電車に閉じ込められちゃったのです。運転手さんに全く聞こえないし。」

半泣き。

110「あっはっは。あぁ。じゃあ、止ったら降りたらいいじゃないですか。」

 

「そんなぁ!誰も聞こえないからおねがいしてるんじゃないですかっ、このまま車庫に入って、この電車1週間使わなかったら

誰にも気付いてもらえなくて凍死しちゃうかもしれないじゃないですかっ!どこかに連絡してもらえませんか?」

 

凄い早口でまくし立てる。

 

・・・凍死して変わり果てた私の姿が脳裏に浮かぶ。

42年、短い人生だった・・・。

やだやだやだ!

 

110「いっやあ。こちらではわかんないですねえー。」

半笑いで相手にもしてくれない。

 

私「ああ、じゃもう、何もして頂けないんですねっ!いいです、いいです!お世話様でしたっ!」

逆切れパニックの私。

 

電話を置き、再びに14号車から

1号車まで走る。

途中、

ぱちっ・・・・ぱちっ・・・・。

 

車内の電気が全部消える。

 

めっちゃ、怖い。

 

ミステリートレイン。

 

俺は一体どこに向かって走ってるんだ・・・。

 

超!不安。

 

そうだ。

相方に電話。

「え、そりゃ大変だ。東京駅にすぐ電話してあげるよ。」

 

おおう、こんな時なんて頼りになるんだ。結婚してて良かった。

 

それから10分後くらい。

(3時間ぐらいに感じたけどね。)

 

がっしん。・・・。

 

のぞみ

のやつ。

やっと停車。

 

心臓ばくばく。

 

運転手さん2階から降りてくる。

 

「聞こえてたンですけど、私一人だったから止められなかったんですよ。迎えに来ますから。」

 

ガテンな制服を来たオッちゃんが迎えに来てくれる。

「基地まで距離あるんですよ。」

 

謎の駐機場(電車だからやっぱり駐車?なんて言うの?)から下車。

 

新幹線100台位。

美しく並んでおる。

 

ホームなんてない所に下ろされる。

下線路。

でかいキャリーハンドバッグお弁当の袋ヴォーチェクロワッサン週間アサヒおみやげ2箱

を両手にガラガラずるずる

寒い線路を歩く事20分。

 

ハイヒールキャリー砂利の上。

心の中で文句たらたら。

 

カバンの中は人生が入っているから、重い重い。

 

社員基地到着。

 

そこは、

かなり

トップシークレットそうな場所。

 

そこから、品川の駅まで社員用バスで連れて行かれる。

ゲートをいくつも抜けて脱出。

 

その度

「部外者、乗車のお客様1人お乗せしてます。」

「部外者、乗車のお客様1人お乗せしてます。」

「部外者、乗車のお客様1人お乗せしてます。」

「部外者、乗車のお客様1人お乗せしてます。」

運転手さん。

 

ごめんね、乗車で。

 

JRの人に

「あんな5分前に、同じホームにロープもかけずに、電気ついて電車が居たら、誰でも乗っちゃうでしょう!」

と訴えると

「そうですね、すみません。実はこの頃時々あるんですよ。」

と申し訳なさそう

 

でも、やっぱり

誰でも

は、乗らないか。

 

***

 

お陰さまでクリスマスディナーショー

超幸せに

演奏させて頂きました。

アメージンググレース

オールドマンウィズバッグ

赤鼻のトナカイ

フェリスナビダ

アヴェマリア

 

花のワルツ

帰れソレントへ

乾杯の歌『こうもり』

シンプルメロディー

 

LOVE

THIS IS A MOMENT

 

マイフェアレディー序曲

ラヴリー

君住む街角

スペインの雨

踊り明かそう

パパパの歌『魔笛』

星から降る金『モーツアルト』

 

グローリーオヴラヴ

ホワイトクリスマス

 

というプログラムでした。

年々上がるMITSUYAバンドのスキル。

心地良い緊張感とテンションで

最高の25周年歌い収めとなりました。

 

もっと、沢山話せ!

話し方教室へ行け!

と日頃言われている

MC

今年講演のお仕事をいくつかさせて頂いた成果か

大分、人間らしくなったと。

 

だって~歌ってるほうが好きだから、あんまり喋りたくないんだもーん。

 

いらしていただいた皆様

ありがとうございました!

 

***

 

ウチの坊主。

あちゃぶ。

元日で生誕1000日を迎えるのだ。

 

鉄腕アトムと同じ

誕生日なのですが。

 

今から2年半ちょっと前、

あちゃぶが、生まれる前に

アトムグッズのお店で

アトムの誕生日にファンファーレがなり

生まれた日からカウントするという時計を買ったのです。

それが、なんと2006年1月1日にちょうど1000日になる。

びっくりした。

 

手塚治虫さんという人は、凄い人だから

きっと

こんな計算もしていたんだろうな。

 

生まれた時に明治製菓から

未来のアトムへ

と言って

お菓子の詰め合わせを頂いたりしたのですが。

彼の人生既に面白い。

 

まだ、これから

こんなちょっと面白い

数字の秘密

なんかがあるかもしれない。

 

アトムマニアの人が居たら

教えてあげたいなー。

***

1月21日の

演奏会。

スゴーく面白そうなのです。

 

モーツアルトが後に

『フィガロの結婚』

等を書くきっかけになった

作曲家ベンダの

メロドラマ:音楽に合わせて台詞を話す。

と言う技法の作品で

何と日本初演!

 

題材が

『王女メディア』

 

演奏が古楽器の日本第1人者

中野振一郎さん率いるコレギウムテレマン。

 

古楽器、

素敵なチェンバロやら、昔の楽器に合わせて

芝居をする。

 

昔は、王様の前で貴族だけが楽しんだと言う

遥か昔のこの作品を

現代の日本の言葉に訳し

一つの作品として蘇らせるなんて

凄い。

 

壮大なロマンだー。

来年はモーツアルトイヤーだから、

モーツアルト関連の舞台も増えそうですが

このベンダ作品をモーツアルトが熱狂的に愛して

それを模倣して

オペラを書く様になったそうな。

 

1778年11月。

モーツアルトがお父さんに宛てた手紙に

その熱狂振りが書かれているそうで。

本当に多大な影響を与えた作品だそうです。

ちょっと珍しい演奏会です。

乞う!ご期待!

 

***

 

今回も

最後までありがとうございました。

又、メール

などもじゃんじゃか

下さいませネ。

 

今年も絶対!

良い年にしたいと思っております!

 

よろしく、よろしく、お願い致します!

ゆかでした!